CONCEPT 柳川屋のこだわり


〈うなぎだより〉


うなぎだより|Vol.5

 昨年末から年明け2月まで、うなぎシラス漁の豊漁がアジア全域で続き、私ども鰻屋にとっては、とても喜ばしく思っていた中、新型コロナウイルスが世界的大流行(パンデミック)となりました。今年国内最大のイベントである東京オリンピックも1年間の延期となり、とても残念でなりません。
 
 これにともない、私どもが福岡で運営する直営店舗7店も1ヶ月ほどの休業を余儀なくされることとなりました。休業の間、弊社各店舗をご利用いただくお客様並びに従業員には、コロナウイスル感染予防対策として、手洗いや咳エチケットなどを習慣づけることはもちろん、栄養をつけて自信の体をパワーアップさせることも大事であることなどをお伝えしてまいりました。
 
 うなぎは、万葉の昔から“精のつく”スタミナ食として親しまれています。
大伴家持の「石麻呂(いわまろ)に吾もの申す夏痩せによしとふものぞ鰻とり食(め)せ」
(万葉集)は有名です。実際、うなぎにはタンパク質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。表面のヌルヌルは、ムコプロテインという糖タンパクの一種で、弱った胃腸の粘膜を保護し消化吸収を助けてくれます。
 
 蒲焼き一串に一日に必要な量のおよそ2倍もの量を含む特に豊富なビタミンAは、消化器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果を持っていますので、ウイルスの侵入を防ぐのに役立ってくれます。
 
 風邪の予防、夜盲症にも有効です。このうなぎのビタミンAはレチノールと呼ばれ、野菜のカロチンと違い全部吸収される優れものです。
 
 また、最近、免疫調整作用が注目されているビタミンDも豊富!他にもビタミンB郡やビタミンE、それにEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれ、動脈硬化、疲労回復、老化防止に効果的。セックスミネラルといわれる亜鉛やアルギニンなども多く含んでいます。
 
 「美味しいね!」と、一人でも多くの方々が、楽しくうなぎを食せば、体も心も必ず元気になれます!! 今年の夏も美味しい“うなぎ”をお届け致します。
 

 株式会社 柳川屋
取締役副社長 安永幸滋