CONCEPT 柳川屋のこだわり
〈うなぎだより〉
うなぎだより|Vol.2
今年の夏は各地で記録的な猛暑となり、とても暑い日々が続きました。また、台風も多く発生し、風災害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
私共柳川屋では、この夏も運営する各店舗に大変多くのお客様をお迎えすることができたことを心から嬉しく思っております。
有難いことにうなぎシラスの事情をご存知のお客様からはたくさん励ましのお声掛けをいただきました。感謝の気持ちと共に、真心を込めてうなぎを一尾一尾丁寧に焼き上げる毎日。美味しいうなぎを ご提供できる喜びを改めて感じることができた夏の日々でした。
今年のシラスうなぎの国内への池入れ状況は、3・4月にシラスが少し取れ出し、池入れが進んだものの4月末の集計では昨年の7割程度の池入れ結果となりました。
例年よりシラスうなぎの池入れが遅くなった分、新しいうなぎは9月から出来上がり始めました。最近はご存知の方も増えてきましたが、実はうなぎの旬は冬。うなぎは寒い時期を乗り越えようと脂をたくさん身にたくわえる為、冬にうなぎをさばくと手がつやつやになるほどの脂ののり具合と身のやわらかさを感じることができます。旬を迎えるこれからのうなぎはますます美味しくなるばかりなんです!
『夏は豊富に含まれるビタミン類で疲労回復・夏バテ防止に!』
『身もやわらかく脂がのってくる冬は味で勝負!』
吟味したうなぎを美味しく調理してお客様方のもとへお届けできるよう、これからも尽力していきたいと思っております。
今年も11月よりうなぎシラス漁(国内は12月から)が始まります。昨年のようなシラス不漁という事態にはならぬよう願うばかりの今日この頃でございます。
有限会社サンクス うなぎ処 柳川屋
取締役副社長 安永幸滋